よくイジられ、笑いを教えてくれた兄貴
友達の結婚式に行ってきました。
遅れることは厳禁なので早めに出たら1時間前に着いちゃった。(´・ω・`)
時間があったので友達Sが祝儀袋の中身を出して確認していた。
って、中袋が白封筒じゃねぇかよ…。(;´Д`)
見ると中袋に金額を書いてなかったので
観察者『金額書いといたほうがいいんじゃねぇの?』
友達S『そうなん?』
と、言うとペンを持ってきて
三〇〇〇〇-
と、書いた。
観察者『こういうのは三〇〇〇〇じゃなくて参萬って書いたほうがいいんやぞ。』
友達S『やべー、にじんだ』
ダメだ…。(;´Д`)
受付を済ませ会場に入り席につき新郎新婦の入場を待つ。
すると
友達I『トイレ行きたくなってきた。』
観察者『ちゃんと行っとけよ…。』(;´Д`)
俺は保護者か…。○| ̄|_
そんなこんなで、いよいよ新郎新婦の入場。
司会者『皆様ドアのほうをご注目ください新郎新婦の入場です。』
Σ( ̄□ ̄;)
新郎すでに大泣き…。
(;´Д`)
おい、まだ始まったばかりだぞ…。
こいつらしいといえばこいつらしいのだが早すぎ…。(;´Д`)
このまま退場してしまいそうな勢いだ。
その後も終わるまで泣きっぱなし…。
そして、いよいよ余興の歌へ
ほとんどぶっつけ本番みたいな感じで紹介され前へ
そのとき新郎は観察者に対して
"頼むで"
みたいな感じで視線を送ってくる。
何かやれって事なのか?(;´Д`)
"スマン…。今日は普通に装うんだ。"
と、思いながら前へ出る。
が…
観察者『結婚式フゥ~!』
ヽ(・∀・)ノ
スイッチON
酒も入ってるせいかウケた。
『いいぞ、兄チャン!』
親族らしき人の声も飛んでくる。
新郎新婦も喜んでくれている。
歌の間奏の間にも即興スピーチをしたりして
こういうときに自分は余興向きだと思ってしまう…。○| ̄|_
歌ってる途中に一緒に歌おうと観察者が新郎を引っ張り出したが
新郎は泣いていて観察者にすがり付いてくる。
今日は手のかかる子供が多いよ…。(;´Д`)
歌も無事歌いきり、泣き崩れた新郎に付き添い新郎の席へ
新婦に
観察者『スイマセン…。後頼みます…。』(´・ω・`)
新婦『盛り上げてくれて、ありがとうございました。』
お礼言われちゃったよ。
自分の席に戻ると新郎新婦の親族友人から飲み物を注がれる。
『飲んで、飲んで』
『よかったよ』
毎回、めでたい席にはこういうバカは必要なんだと思う。
めでたい席は盛り上がってなんぼやし。
式もお開きとなり会場から出る。
出ると新郎新婦と両家のご両親のお出迎え
新郎母『観察者君は相変わらずおもしろいね。』
観察者『力になれたなら幸いです。』(´・ω・`)
新郎『ホンマにありがとう。』
観察者『いい加減に泣き止め。』(;゚Д゚)
新婦『ありがとうございました。観察者さんのことは新郎からいろいろ聞いてますよ。』
観察者『…。』('A`)
いろいろって…。
何話してんだよ…。(;´Д`)
いい結婚式でした。
結婚式には何度かでてるけど
その人なりの"らしさ"が式に出てるんだよね。
今回もそうだった。
新郎とは小学校からの付き合い。
新郎は泣きっぱなしだったけど
正直、観察者ももらい泣きしそうだった。
会場の席の案内図に出席者の名前と紹介文が書いてあって
観察者のとこには
よくイジられ、笑いを教えてくれた兄貴
と、書いてあった。
観察者自身、チビの新郎を昔から弟のように思っていたので
兄貴と思われてるんだ
と、思うとうれしかった。
ホントにおめでとう。
新たな出発点に立った二人に幸あれ。